平成20年7月 堀井さん宅 お棚拝見


梅雨の合間を選んで、7月8日に堀井さん宅をお尋ねしました。お住まいは鶴見三つ池の近くで、お棚は2階南側のベランダに、西日よけや、強い日をさえぎる時の2段棚などの工夫がされて作られていました。

堀井さんは一砂会で30数年の小品盆栽ベテランの一人ですが、身体を壊された折、主な樹を手放され、今は10センチ前後の樹だけを手元において楽しんでおられました。

時節柄、花を付けた樹はありませんでしたが、春の新芽が落ち着き、実物はそれぞれ大きな青い実を付けていました。どの鉢も日苔がよく育っているのが印象的でした。

 一砂会の古い先輩方の話をはじめ、日々の水遣りと手入れ、小品鉢の話、道具の手入れ、実物コツなど筆者が日頃知りたかったことをいろいろ教えてもらい、まだ名残惜しかったのですが、私もこのように10センチ前後で長年持ち込める樹を増やしたいと思いながら、堀井さんとプードルの”ゆず”に別れを告げました。

ホームページを新しくしてから最初の「お棚拝見」でしたが、これからも季節が感じられるようなレポートを少しづつ続けて行きたいと思っています。                                                                                                                                                                       (訪問者 津田)